詳細 |
中止となりました。
市指定無形民俗文化財 春の稲荷神社の祭礼におこなわれている駒踊りで、前日の宵宮祭の日に稲荷神社境内で演舞される。駒踊りというが、棒使いや奴踊りもおこなわれるもので、集落の公民館を宿として、ここで衣装などを着け支度し、神社まで行列を組んで振り込むものである。これを街道渡りといい、太鼓、笛の囃子がつけられていく。演目には、街道渡り・棒使い・奴舞(ザイ・扇)・交駒・奴舞(奥山)・奴舞(扇)・駒奴(御家越)を順次におこなう7番の演舞となっている。奴舞には特に奥山と呼ばれている演目で、「奥山そだちはせーセ・・・」という歌詞があり、唯一唄が入る。駒踊りは造り物の駒形を前にして枠のなかに入り、馬上の状態を表し、馬を操るものは鎧兜で手綱をもって、激しく跳躍しながら舞う。鹿角地方が馬産地であったことから、駒踊りがおこなわれたという。
協力元:下川原駒踊保存会 |