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16時〜夜店 19時〜盆踊り この地域の盆踊りは明暦3年(1657年)頃に南部藩の宮古から伝えられたものという。神送りの一種とされているこの踊りは、櫓(やぐら)や篝火(かがりび)を囲むように輪になって踊る。最初に演奏される呼び太鼓には、高屋・七拍子・大拍子の3曲がある。次に、太鼓の囃子だけの大の坂、そして甚句が演じられる。鹿角甚句は七七七五調の唄のみで踊るとされ、あの世にゆく寂しさに手向けをするものとして、恋歌や返し歌もみられている。そして、じょんから踊りがあり、これは南部節で歌われるもので、最後には留め唄というのがある。甚句の由来は、戦国時代の凱旋の際に遊興として踊られたもので、将兵をねぎらう陣後唄とされる。じんご唄が、じんこ唄、じんく唄と転訛していったものといわれている。 |