○ | ○指7 | ○6 | ○5 | ○4 | ○3 | ○2 | ○1 |
簡単な約束
・笛の穴を、左端から7・6・5・・・・と番号を付けました。
・指でふさぐ穴を○、●で表しました。
・おおよその音の長さの目安は、○が2拍、●を1拍として表しております。
・指を細かく動かして音にビブラート(振動)を与える場合はT→TRIL(トリル)
素早く繰り返し弾く演奏法 というで言葉で表現しました。
・指を少しあけて半音上げる場合は#(シャープ)で表しました。
1、花輪ばやし (笛→4調子7つ穴)
花輪バヤシの笛は高校の頃に切田重吉さん、
栗山宏さんの2名の師匠から手ほどきを受け、
それから42歳で若者を卒業するまでの22年間、組丁の屋台を守って吹き続けてきました。
その間、昭和46年〜48年までの3年間母校の花輪第一中学校に勤務しましたが、
その時、正課クラブで花輪バヤシの笛を指導しました。本来であれば、私の指で教えるのが正道なのですが、40人近い生徒に対してその方法をとるのは無理と判断
「邪道」ではありますが運指標を作りました。
花輪バヤシは太鼓・鉦・三味線・笛で構成されていますが
豪華絢爛な屋台(山車)を実質支えているのは笛です。
そのため、屋台が動いている間、笛は継続して吹き続けなければいけません。
見た目は華やかですが、夜を徹しての朝詰めと、2日にわたる駅前詰めはかなりの体力&気力を消耗するため、
笛吹きの定着率は10%を切るほどの低率です。
結果的に、どの町内も慢性的に笛芸人が不足しています。
単に笛を趣味として覚えるのか、花輪バヤシの一員として責任をもって屋台を支えるのか、
よく考えてこの道に入っていただきたいと思います。
個人的には、是非、後者になっていただきたいです。
※「ふじた」と「しゃぎり」は吹いたことがないので名前の紹介だけとさせて頂きます。
笛は未熟者で恐縮ですが、私の笛を録音させていただきました。
1 | 本囃子 | 譜面 | 笛のメロディ | 花輪囃子動画 |
2 | 二本滝 | 譜面 | 笛のメロディ | |
3 | 鞨鼓 | 譜面 | 笛のメロディ | |
4 | 宇現響 | 譜面 | 笛のメロディ | |
5 | 祇園 | 譜面 | 笛のメロディ | |
6 | 吉原格子 | 譜面 | 笛のメロディ | |
7 | 篭丸 | 譜面 | 笛のメロディ | |
8 | 剣囃子 | 譜面 | 笛のメロディ | |
9 | 矢車 | 譜面 | 笛のメロディ | |
10 | 霧囃子 | 譜面 | 笛のメロディ | |
11 | 追込 | 譜面 | 笛のメロディ | |
ふじた | ||||
しゃぎり |
2、毛馬内ばやし
※平成12年〜14年まで十和田中学校に勤務していた頃、
当時の毛馬内囃子の担当である津島盛彌様から借用したテープを、出来るだけ忠実に譜面に起こしたつもりです。
ただ、毛馬内囃子に関しては全くの素人ですので不具合な箇所が多々あるかもしれません。
その時にはご一報いただければ幸いです。
笛のメロディは借用したテープをそのまま再現しております。
12 | 鞨鼓 | 譜面 | 笛のメロディ | 毛馬内盆踊り「大拍子動画 |
13 | 宇現響 | 譜面 | 笛のメロディ | |
14 | 祇園 | 譜面 | 笛のメロディ | |
15 | 剣囃子 | 譜面 | 笛のメロディ | |
16 | 霧囃子 | 譜面 | 笛のメロディ | |
17 | ふじた | 譜面 | 笛のメロディ | |
18 | 大太鼓「たかや」 | 譜面 | 笛のメロディ | |
19 | 盆踊り「大拍子」 | 譜面 | 笛のメロディ | |
20 | 七夕太鼓の曲 | 譜面 | 笛のメロディ |
3、平元大太鼓
このお囃子は平成9年〜11年まで花輪第二中学校に勤務していた頃、
総合的学習「平元大太鼓」の指導を担当していた師匠の児玉勇一様自作の譜面をベースにして運指表を作ってみました。
笛のメロディは児玉様が吹き込んだテープをそのまま再現しております。
21 | 三拍子 | 譜面 | 笛のメロディ | 平元大太鼓 動画 |
22 | 大の坂 | 譜面 | 笛のメロディ |
4、八幡平 兄川舞い
このお囃子は昭和57年〜60年までの4年間、八幡平中学校に勤務していた頃、谷内地区で兄川舞いのご指導をしていた当時のPTA役員であった阿部秀一様からお借りしたテープの音を頼りに運指表にしてみました。
23 | 1〜4番 | 譜面 | 谷内 兄川舞い | |
24 | 5〜8番 | 譜面 | ||
25 | 9〜10番 | 譜面 |