けの汁(けぁの汁もしくはきゃの汁)=粥の汁
小正月の食べ物といえばけの汁。伝え聞くところによると津軽方面からやってきたとか。
大根、人参、凍み豆腐、油揚なんかを5ミリ角に切りそろえ、わらび、ふき、キノコ類、昆布をもその辺りの適当な長さに切りそろえ豆と一所に味噌汁じたてにして、こいつを四日も五日も温め直して毎日頂く。
小正月は女の年取りとかで女房が楽をするための1品とか聞いたことある。
南部藩であるこの辺りでも女どもが毎年、あちこちにやったりもらったり、品評会をする。
ただ、弘前や大館のそれとは違ってジンダ(ズンダ)ではなくて黒豆がそのまま入っているのがこの辺りの特徴。(我家とその周りだけかも知れないが。)
私の興味は北東北三県のどの辺りまでこの粥の汁が分布しているか。
貴方のお家の周りの粥の汁。材料とか作っている人たちの年代やら、色々情報を教えて下さい。分布地図を作りましょう。
gawaへメールを送る | ホームページへ戻る | けいらんの項へ行く |