はじめに

 何にでもハマル私は、ちょっとしたきっかけで樹木医の世界にも足をつっこむことになりました。幸い合格はしたものの、果たしてどこま仕事をこなすことが出来るのか大変に不安ですが、精一杯研修を積み重ね、早く一人前の樹木医として独り立ちしたいものだと考えています。
 なお、私はこの試験について全く白紙の状態からの挑戦でしたが、これから挑戦する方々への参考になればとこのサイトを立ち上げました。ご意見やご質問等がございましたら気楽にメールでの問い合わせをお願いします。


樹木医に挑戦したきっかけ

 
中学校理科教師の仕事を選択した私は、長年に渡り熾烈な受験競争と深刻な生徒指導に奔走する毎日を過ごしてきました。 ところが、平成7年、全校生徒が70人にも満たない小さな小学校にピカピカの新米校長として赴任した時、こんなすばらしい世界が教育界に存在することを再確認させられました。

 早速、校内外を巡回する毎日が始まりましたが、その時、グランドを囲んでいるサクラの木の大部分がテング巣病にかかっていることに気づきました。当初はそんなに気にもかけませんでしたが、それから1ヶ月ほど経った4月末の運動会におけるお昼時、満開の桜の木の下ならぬ、蔓延している病巣の下で親子が楽しそうにお弁当を食べておりました。私は、そのあまりにも異様な光景に正直言って息をのみました。

 早速、病気の処置について秋田県果樹試験場鹿角分場に問い合わせたところ、「病巣を切り取って消毒薬(『チオファネートメチル塗布剤』→商品名『トップジンMペースト』)を塗りなさい」という回答を受け、すぐ治療を始めました。でも、小さい樹は私が何とか処置したものの、大きな樹は素人の私には全く手出しが出来ませんでした。そのため、ご家族の1人が造林業に携わっている保護者から全面的なご協力を頂き処置を終えました。次の年の桜の開花が見事であったのは言うまでもありません。その後、2つの中学校を歴任して退職を迎えましたが、どこの学校でも、サクラを含めた多くの樹木が病害虫に冒されており、理科人の端くれとして何とかできないものかと思案する日々が続きました。そんな時、造園業に携わっている友人から「樹木医制度」について調べて欲しいとの依頼があり、ネットで日本緑化センターのサイトに入り応募資格を調べて見ました


1.応募資格(日本緑化センター募集要項の原文)
(1) 業務経験が通算して7年以上あることが必要です。
業務経験とは樹木の保護、樹勢回復等に関する研究或いは実務に従事した期間です。

例えば
 @大学及び研究所の教職員、研究員(林学、農学、造園学、園芸学等)
 A国、地方公共団体の農林・緑化関係職員
 B農林業・緑化関係の公益法人、会社等の役職員
 C農林高等学校、専門学校の教職員
 D造園業、植木生産業、農業、林業等の従事者

 調べる前は全く自分に関係のない世界と思っていましたが、この内容を見て、もしかしたら私にも受験資格があるのではと「日本緑化センター」に問い合わせたところ、Cに該当するとの回答を得ました。そのため、密かに退職後の第二の人生の「生き甲斐」の夢を見続ける毎日が続きました。


具体的な受験対策

1、最初の受験
 

 密かな夢が実現に向けて大きく動き始めたのは退職まであと5年と迫った平成10年、「死ぬまで取れれば儲けもの」と挑戦を続けていた「剣道7段挑戦」が奇跡的に実現したことでした。夢にまで見た大目標を達成した私は、迷うことなく「樹木医取得」に次の目標を切り替えました。

 早速、財団法人日本緑化センターから参考書(新樹木医の手引き、過去の問題集)を購入、蛍光ペンでマーキングをしながら必要事項を頭にたたき込む毎日を続けました。























そして、自分なりに大丈夫と判断した平成13年、仙台市のKKRホテルで第1回目の挑戦をしました。しかし、結果は惨たんたるもので、全く手も足も出ず、意気消沈して帰途につきました。そして、中途半端なチンタラ受験勉強では絶対に合格しないという樹木医選抜試験の厳しさを教えられました。

8月20日の試験実施からほぼ20日後の9月7日付けで届いた不合格通知です。予想していたとは言え、正直言ってショックでした。




2、二回目の受験

 
受かるわけないだろうと思って軽い気持ちで受験しても、いざ不合格になれば、やはり、はらわたが煮えくり返る位悔しいものです。その悔しさをバネに、何とかして合格に近づく方法がないだろうかと思案し、私なりに次の5つの方策を思いつき、早速実行に移しました。

(1)合格目標年の設定
 小手先では受かりそうもないので、本腰を入れてじっくり取り組んでみようと考え、合格目標を「うまくいって3年後の平成18年」、「最終目標は5年後の平成20年」と定めました。

(2)過去問の徹底分析
 私は仕事柄、長年高校入試の進学事務に携わり、生徒の幸せを願って過去の入試問題を分析し続けてきた中学校教師でしたが、今度は、自分の幸せのために過去問を分析してみました。最初に、平成7年から平成24年までに出題された問題を分析、次にその結果を項目別に並べ替え、出題年を渡り歩きながら同系統の問題に当たっていく方式を取りました。

なお、自分の受験勉強に使えそうだと思う方はダウンロードしてご活用ください。
 
次に、各年度毎の出題傾向を分析してみたところ、全部で30〜34題程度出題されるが

・樹木医を目指すのであれば必ず覚えて欲しいという常識問題  20題程度
・受験者を振り落とすための? 専門的で高度な問題       10題程度
と分析しました。その結果、前者の常識問題を全問正解にすべく普段の勉強を頑張り、後者の難問は出たとこ勝負に掛け、結果として限りなく全問正解に近づけるのが一番の近道と結論づけました。

※余談で恐縮ですが、10年後に電気工事士資格を取得する時、学科試験にこの方式を再活用したら学科だけは一発で合格しました。しかし、残念ながら技能(実技)試験には王道がありませんでした。


(3)一つ一つの問題の解析
 つぎに、樹木医の問題は5者択1問題です。1つの問題に5つの選択肢がある場合、正解1つの以外の残りの選択肢の意味をしっかり把握していなければ、結局は同じミスをする可能性が生じます。そのため、自分で分からない事柄が選択肢として出題されている問題に関しては、あらゆる手段を尽くしてその内容を調べ、自分の字で書き写してファイルボックスに格納するという簡単なファイリングシステムを活用しました。左の写真がその一例で、ブナ科の樹木の分類図です。後で引き出しやすいように1枚の紙に1項目ずつ書き、上には検索のための頭文字を記入しております。左の写真がファイルボックスです。最初は1箱でスタートしたのですが、最後は2箱でも窮屈になっていました。
合格通知を受けた後、ファイルボックスから取り出した用紙で、その厚さにびっくりし、つい、市販のコピー用紙500枚のパッケージと比較してしまいました。



















※余談ですが、この10年後、毒物劇物取扱者資格の受験勉強をした時は、このファイルボックス使用をやめて、エクセルで自分だけの百科事典(ファイル)を作成しての検索に変えましたが、この両者を比較してみると後者の方が入力・並べ替え・検索共、遥かに効率的でした。何かの参考にして頂ければ幸いです。

(4)情報収集の段取り

 @参考文献の購入
 最初の受験の時は「新樹木医の手引き」一冊を丸暗記したつもりであったのですが、意味も分からず暗記したので当然ながら本番ではきれいに頭から消えていたという初回の失敗を基に、丸暗記することをやめ、分からないところは徹底して調べることにしました。その分からない事柄を調べるには教科書の「最新樹木医の手引き」が一番なのですが、どちらかと言えば教科書であるけども専門書ではないので、こちらが納得するような説明が得られない場合が多く、各章の後編に紹介している参考文献を積極的に集めました。でも、どんどん書庫を埋めていく高価な専門書を見て、家族の視線は「本をいくら揃えても合格しないのに」と、いたって冷ややかでした。
 主な書籍を紹介しますと

日本動物大百科(平凡社)、造林学(朝倉書店)、樹木医学(朝倉書店)、緑化樹木ガイドブック(建設物価調査会)、東北のキノコ(無明舎)、野外ハンドブック樹木(山と渓谷社

























日本の野生植物 草本T、U、V、木本T、U(平凡社)、農薬便覧(農文協)、原色樹木病害虫図鑑(保育社)、植物生理学(培風館)、木と動物の森づくり(八坂書房)、淡水生物学(北隆館)、気象学入門(三天書店)、日本の森林(中公新書




















日本のキノコ(山と渓谷社)、環境と人間−公害に学ぶ(東京教学社)、 樹木の繁殖と仕立(樹芸学業書)、樹木の診断と手当(農文協)、水環境調査の基礎(古今書院)、森林土壌の調べ方とその性質(林野弘済会)、花と緑の病害図鑑(全国農村教育協会)原色植物図鑑木本編上下(北隆館)、森林立地調査法(博友社)、新樹木医の手引き(日本緑化センター)、最新樹木医の手引き(日本緑化センター)、緑化木・林木の害虫(養賢堂)、牧野新日本植物図鑑(北隆館)・・・・ 、




















植物分類は自分の専門分野であり、趣味の世界でもあるので、日本の野生植物草本TUVや牧野図鑑みたいに以前から揃えていたものもありましたが、大部分は退職間際に衝動買いしてしまいました。少々?値段は張ったものの、壁に突き当たった時、一番頼りになるのは知識の沢山詰まった専門書です。(3)の分からない事項は殆どこの文献で調査しました。 なお、注文は私の娘夫婦が勤務している「トーハン」のサイト 及び紀伊国屋のサイトからネットで申し込み、近くのコンビニ・書店に転送してもらう形を取りました。

Aネットで百科の利用
 一年に4800円の会費を支払えばいつでも自由に百科事典のサイトに入ることが出来る制度で、これも利用させて頂きました。
でも、意外と専門的な知識量に乏しく、むしろヤフーの検索に打ち込んだ方が適切な回答を得られることを教えられました。
この長点はページをめくる手間がいらないということで、時間が不足になった後半はこの世話になりました。

(5)「樹木と緑化の総合技術講座」の受講
 この講座は樹木医試験対策講座的な意味合いを持っており、毎年のように一次試験前に東京で4日間、一次試験後につくばで4日間、計8日間をかけて実施しております。前期はまさに今年度の受験対策、後期は実習中心になるので、ある意味で二次審査対策と言えます。私は、この講座があることはことは知っていましたが、結構値の張る受講料もさることながら、交通費や宿泊費を考えると、おいそれとは受講する気持ちになれず、独学で頑張ってきました。しかし、不合格通知を手にした時、「ワラにもすがる思い」で、迷うことなくこの講座の受講を決めました。でも、後で知らされたのですが、この後期講座受講の最中に合格通知が各受験者宅に郵送され、結果的に合格者の申告により受講者中の合否情報が入るのですが、「例年、受講生50〜60名中、合格通知を受けるのはほんの数名に過ぎない」とのことですので、この講習で得た知識は別にして、受講したからといって合格へ有利に働くということは無いようです。
※何かの参考に平成15年度に実施された講座の内容を紹介します。


1、開催日場所 本講座は全コース8日間 前期と後期各4日間に分けて開催
 前期 6月30日(月)〜7月3日(木) 於 東京代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター
 後期 9月 1日(月)〜9月4日(木) 於 (財)筑波学都資金財団・筑波研修センター




2、受講料全科目(8日間)受講:1人12万円 テキスト代を含む 科目選択受講:1日につき1人1万8千円
3、定員50名

4、講座内容
6月30日(月)
13:15〜15:00 生き物を取り扱う技術の意義  鈴木和夫(東京大学院教授)
15:15〜17:00 樹木と温暖化ガスの吸収固定 松本公朗(森林総合研究所 林業システム研究室長)

7月1日(火)
9:45〜11:45 樹木の根と土壌環境 苅住 舞 (元 森林総合研究所 主任研究官)
12:45〜14:45 多様な造園芸植物と利用手法について 三上常夫((株) 日本植木協会学術委員会委員)
15:00〜17:00 樹林の生態 藤森隆郎((株)日本林業技術研究協会技術指導役)

7月2日(水)
9:45〜11:45 樹木の生理 福田健二(東京大学大学院助教授)
12:45〜14:45 土の中の微生物の働き 大角康夫((財)国際緑化推進センター主任研究員)
15:00〜17:00 これからの緑地計画と生態復元技術 山田和司((財)日本緑化センター緑化計画部次長)

7月3日(木)
9:45〜11:45 樹木の移植に関する技術 堀大才 ((財)日本緑化センター企画広報部長)
12:45〜14:45 環境調和を目指す植裁デザイン 山本紀久((株)愛植物設計事務所長)
15:00〜17:00 緑のリサイクル 瀧邦夫((財)日本緑化センター緑化技術部次長)


後期  9月1日(月)〜9月4日(木)
9月1日(月)
13:15〜15:00 緑化樹木の剪定技術 小池英憲((株)内山グリーン取締)
15:00〜17:00 剪定・刈り込み実習 中島喜博((有)孫三代代表取締)

9月2日(火)
 9:00〜10:30 植裁基盤の調査・判定・整備工法について 長谷川秀三((株)ジオグリーンテック代表取締)
10:30〜12:00 同上実習
13:00〜17:00 野生生物の生育環境づくりと実習 山田和司(日本緑化センター緑化計画部次長)

9月3日(水)
9:00〜10:30 樹木の病害診断と対策 堀江博道(東京都農業試験場環境部長) 10:30〜12:00 同上実習
13:00〜17:00 樹木の虫害診断と対策 山根明臣(日本大学生物資源科学部教授)
15:00〜17:00 同上実習


9月4日(木)
9:00〜11:00  農薬取締法の改正と緑地管理 小倉一雄(農林水産省生産局生産資材課農薬対策室生産専門官)
11:00〜12:00 樹勢総合診断 堀大才((財)日本緑化センター企画広報部長)
13:00〜16:00 同上実習

 受講した収穫として
(1)同じ目的を持つ仲間に出会えたこと、
(2)本の「活字」を自分の頭で想像して暗記したことを、再度専門家の口から「言葉」として発せられ、それが知識として体の中に浸透していく実感を味わえたことでした。 特に東大教授の鈴木和夫先生や、同じ東大助教授の福田健二先生の講座は内容が密で、まさに目から鱗の思いで話を聞かせてもらいました。
左の写真は、後期、筑波大学校内においての、日本緑化センター「堀 大才」先生による講義の一場面です
























(6)一次試験

 退職してから1次の試験日までは、わずか4ヶ月しかなく、まだまだ受験対策は不十分であったので、退職後の最初の受験は平成16年にしようとも考えていましたが、不合格の悔しい思いがバネになればと、平成15年7月28日(日)仙台の勾当台会館で受験しました。 手応えは、初回と異なり、落ち着いて解答することが出来たような気がします。20題ほど出題された「常識問題」はほぼ全問正解の自信がありましたが、10題ほど出題された「ふるい落とすための難問」の正解率は50%程度に留まり、力不足を痛感させられました。
 しかし、難解すぎてボーダーラインが下がったのか、予想だにしていなかった退職一年目での一次試験の合格通知を手にすることが出来、運命の女神に深く感謝しています





(7)2次審査
 1次審査合格者は1カ所に集められ、「地獄の2週間」と恐れられている「日替わり研修」と「試験地獄」の試練を味わうことになります。私は、後期研修にあたる平成15年10月20日(月)〜11月1日(土)まで、筑波研修センターで「農林水産省 森林総合研究所」を中心とした現在の日本を代表する専門家の先生たちから密度の濃い講義(研修)を受けました。




下記はその講義内容と講師一覧です。

初日(月)
樹木の分類      講師 元東京農業大学農学部教授      濱谷稔夫氏
樹木の構造と機能   講師 元農林水産省 森林総合研究所所長 緒方 健氏
樹木の移植法     講師 日本緑化センター         堀 大才氏

二日目(火)
樹木の生理        講師 農林水産省 森林総合研究所 高橋和規氏
樹木保護に関する制度   講師 秋田県立大学生物学部 助教授 蒔田明史氏

三日目(水)
虫害の診断と防除      講師 林業科学技術振興所主任研究員  滝沢幸雄氏
病害の診断と防除     講師 農林水産省 森林総合研究所  楠木 学氏

4日目(木)
虫害・病害観察実習    講師 林業科学技術振興所主任研究員  滝沢幸雄氏
             講師 農林水産省 森林総合研究所   楠木 学氏
5日目(金)
腐朽病害の診断と対策 講師 農林水産省 森林総合研究所 阿部恭久氏
腐朽菌観察実習       同

6日目(土)
幹の外科技術と機器による診断 講師 東京大学大学院 助教授 山田利博氏

幹の外科技術実習       同

7日目(月)
大気汚染害の診断と対策  講師 農林水産省 森林総合研究所 垰田 宏氏
気象害の診断と対策    講師 農林水産省 森林総合研究所 吉武 孝氏

8日目(火)
土壌の診断        講師 元農林水産省 森林総合研究所 堀田 庸氏
土壌断面観察実習     同

9日目(水)
樹木・樹林の生態      講師 日本林業技術協会指導役      藤盛隆郎氏
後継樹木の育成と遺伝子保存 講師 林木育種センター 遺伝資源部長   宮田増男氏

10日目(木)
土壌改良と発根促進     講師 日本緑化センター 堀 大才氏
後継樹木の育成と遺伝子保存 同

11日目(金)
総合診断実習          講師 日本緑化センター 掘 大才氏
農薬の取り扱い方 安全性の確保 講師 社団法人みどりの安全協会 坂井道彦氏

12日目(土)
面接 解散

二次審査は、一次審査と異なり一回毎の出題範囲は決まっているものの、結果的には教科書になる分厚い「最新 樹木医の手引き」の全てが出題範囲になります。日中の講義後は、教科書の内容と、講師が配布したレジメの集約に4〜5時間を費やしました。更に、次の日の早朝5時から7時までの2時間、前夜集約した内容を頭脳にたたき込むべく徹底して紙に書いて暗記し、テストに臨みました。 写真は野外観察の研修です。うっかり聞き逃すと次の日の試験で悔しい思いをするので、全員真剣そのものであるのが写真から伺えると思います。





















筑波研修センターをバックにしたこの写真は、私と同じ期間に研修と二次審査を受けた60人の仲間です。これから最後の面接が始まるので表情がこわばっているのが分かるでしょうか
























(8) 合格通知の到着
 生まれてからこれほど真剣に勉強したことがなかった2週間であったので「これで落ちても悔いは残らない」と、すっかり開き直っていた11月後半、幸運にも2度目の合格通知が届きました。
































(8)認定証の交付

2次試験の合格通知を受け取った後、認定書発行の手続きを終えました。その認定書が日本緑化センターから郵送されてくるものと簡単に考えていたところ、平成15年12月25日(木)午前9時30分、秋田県農林水産部経由で、鹿角地域振興局 農林部長 木村 功様から手渡しで交付していただき、いたく恐縮すると共に、この樹木医制度に対する農林水産省の熱い思いと、その認定証の重さをひしひしと痛感させられました。この認定書を汚さぬよう、精一杯頑張りたいと思います。





















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樹木医挑戦「奮戦記」