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その後、ビア樽にガスをつなぎ、容器を振って炭酸ガスを吹き込みます。結果、その日のうちに泡立ったビールを味わうことが出来ます。


7、水冷式ビールサーバーセット
 このサーバーは螺旋状に作られた冷却管の周囲が氷で覆われます。そのため、どんなにビールがぬるくても、このサーバーを通せば一瞬にしてギンギンに冷えたビールになります。
 
8、空冷式ビールサーバー
 写真のようにビア樽が2個格納出来る「銀河高原ビール」と記された大型の冷蔵庫です。この冷蔵庫の使用によりビール劣化の進行が止まりました。

9,その後「炭酸水」も飲みたくなったので、ヤフオクで2口サーバーを落札しました。左のAsahiと書かれている場所の蛇口が「自ビール」、右の酎ハイ倶楽部と書かれている場所の蛇口が「炭酸水」の注ぎ口です。

写真は1次発酵したビールを容器(ケグ)に移し替えているところです。 
A 市販ビールのビア樽(サンケイ樽)の活用も考えてみましょう。生ビールを樽で買うと、樽代として1,000円が上乗せになります。ということは樽を1,000円で借用出来るということになります。ちなみに、私は最初の頃はコーネリアスケグを使用していましたが、サーバー洗浄の度にケグからコネクトを外すのが億劫になり、現在はサンケイ樽に切り換えました。お陰で、サーバー洗浄が抜群に楽になりました。※サンケイ樽を使用するには結構手のかかるストッパー解除が必要です。
、サーバー方式に必要な器具
(1)液化炭酸ガス
(2)ビールサーバー
(3)ビア樽(ケグ)

※ビア樽についてここで少し触れたいと思います。
@「コーネリアスケグ」の商品名で輸入販売されているビア樽です。コカコーラ・ペプシコーラ等の自販機の中に格納されている容器で、酎ハイ用にも使用されているようです。決して業者の回し者ではありませんが、興味のある方のためにホームページの一部をコピペしました
、1週間ほどすれば糖分が全てアルコールに変化します。これを「1次発酵」といいます。どぶろく等の醸造酒の場合はここで終了になるのですが、ビールは泡が必要なので、次の作業が追加になります。出来た液体をビール瓶に詰め、砂糖を3グラムほど加え、素早く打詮器で王冠を締めて、炭酸を作ります。これを「2次発酵」と言います。 
 しかし、「頻繁なビンの洗浄」が面倒なため、1次発酵後、強引に炭酸ガスを吹き込んでビールにしてしまう「サーバー方式」にバージョンアップしました。
、ふたをして、ビア樽ごと冷蔵庫(空冷式ビールサーバー)を利用した自家製の恒温機に電熱器を入れ、25度程度に保温して発酵させます。ただ、夏季には一切加熱をせず、逆に、この冷蔵庫を作動させて20度前後に保冷させて低温発酵をし、「自ビールは夏が苦手」と言われている「高温劣化」に対応しています。
再度、泡立て器で撹拌し、ふたをします
、上の混合液に「ビール酵母」を降りかけます。ドライラーガーのモルトは下の写真のように酵母が入っています。
3、発酵用の容器に上の液を入れ、水を追加して撹拌します。
左の写真が水とモルトと砂糖を混ぜ、撹拌した原液です。
2、沸騰した頃合いを見計らってモルト(麦芽で作った水飴→麦芽糖)を沸騰したお湯に注ぎ、「アルコール濃度が1%を超えないよう?十分に注意をして」砂糖を加え、撹拌して溶解させます。
2、作り方

1、写真のモルト缶はドライラーガーです。 まず、少し大きめの鍋に2〜3リットルほど水を入れ加熱して沸騰させます。
下の写真はニュージーランド「ブラックロック社」の「ボック」「ラガー」で、ボックが一番の売れ筋だそうです。
1、モルトについて

 日本には自家製ビールを造る習慣がなかったので、自ビールの材料を製造販売している会社はありませんが、海外ではその習慣が根付いているようでかなりの種類が製造販売されています。
私が掌握しているだけでも英国の「スコットモルト社」「マントンズ社」、ベルギーの「バーフィーラム社」、ニュージーランドの「ブラックロック社」があります。また、この会社の商品を日本国内で扱っている輸入販売業者もホームブルーイングサービスビアクラブショップアドバンストブルーイング酒市場ランドテクノシステム株式会社CBC株式会社を始めとして相当数存在しているようです。ただ、厳しい情勢の中、結構浮き沈みがあるらしく、上記の会社でもアクセス出来ないものもあります。ちなみに過去に私が購入したビールのモルトはこの4種類です。左の写真のモルトは英国スコットモルト社の「ピルスナー」「ラーガー」です。ビルスナーは苦め、ラーガーは軽いビールです。
ビールというのは買って飲むものと考えていましたが、ある宴会時に「知人からビールを作ってみないか」と言われ、二つ返事ではまってしまいました。

※ 念のため、現在の日本の酒税法では、1%以上のアルコールを醸造すれば脱税行為で「税務当局」から摘発を受けますので、マニュアル通りに作りましょう。

熊谷家の自ビール造り